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「進講〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

進講の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
という儒者があった。多くの学者のなかから擢んでられて東宮侍講となったが、あるとき進講していると、御庭の立木に飛んで来て、ちろちろと清しい声で鳴く小鳥があった。東....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
弟子などになられていたのか」 「父の安房守にも、門人はあり、将軍家へも、軍学を御進講しておりますが、子には、何も教えませぬ。他家へ行って、師事してこい、世間から....
私本太平記」より 著者:吉川英治
れほどな彼なので、吉野でも、親房はその「正統記」を教科書として少年の天皇に時折の進講を申しあげ、廉子や廷臣たちもまま側で聴講していたことであろう。 それはまた....