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「逵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

逵の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
に当り、左にその腰を挟み右にその舌を抜く、小説には『水滸伝』の武松《ぶしょう》李《りき》など単身虎を殺した者が少なからぬ、ただし上の(三)にも述べた通り虎の内....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
斎はわたくしのためには畏敬すべき人である。 然るに奇とすべきは、その人が康衢通をばかり歩いていずに、往々|径に由って行くことをもしたという事である。抽斎は宋....
近世快人伝」より 著者:夢野久作
たものであった。 その中でも乱暴者の急先鋒は我が奈良原少年で、仲間から黒旋風李の綽名を頂戴していた。奈良原到が飯爨当番に当ると、塾の連中が長幼を問わず揃って....
十二支考」より 著者:南方熊楠
時は太《いた》く怖る。また羊の性はその死を聞きても敢《あ》えて怖れぬという宋の王が明文あり。『蠡海集《れいかいしゅう》』にいう。牛と羊と共に丑未の位におれり、....
句合の月」より 著者:正岡子規
まだ『水滸伝』が離れぬ。水楼では宋江が酒を飲んで居る。戴宗《たいそう》も居る。李《りき》も居る。こんな処を上品に言おうと思うたが何も出来ぬ。それから宋江が壁に....
三国志」より 著者:吉川英治
私が参って、ご本心を糺してみましょう」 そういって、彼をなぐさめた諫議大夫の賈は、急いで魏城の門外へ出て行った。そして、曹彰を出迎えると、曹彰は彼を見るとす....
三国志」より 著者:吉川英治
、東関へ進出の打ち合わせなどして、自陣へもどった。 すると、友軍の建威将軍|賈が訪ねてきて云った。 「どうもおかしい。髪を断って異心なきを示すなんていうのは....
随筆銭形平次」より 著者:野村胡堂
ついたことで、張清が錦の袋に入れた小石を腰に下げて、その石を飛ばして『水滸伝』の傑を片っ端から悩ませ、黒旋風|李《りき》さえもキリキリ舞いさせられる面白さに....