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逶
「逶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
逶の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
挙げて〈時に豊玉姫|八尋《やひろ》の大熊鰐《わに》に化為《な》りて、匍匐《は》い
逶※《もごよ》う。遂に辱められたるを以て恨《うらめ》しとなす〉とあり、『古事記』....
「松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
手灯を吹消して階梯段を降りて参りまして、降り切ると一間ばかりの廊下のようなものが
逶って付いてあります。彼の辺は皆垣が石のような処で、其処を切穿りまして穴蔵|様な....
「文学に現れたる東北地方の地方色」より 著者:佐左木俊郎
石川啄木『天鵞絨』 「村といつても狭いもの。盛岡から青森へ、北上川に縺れて|
逶※と北に走つた、坦々たる其一等道路(と村人が呼ぶ)の、五六町並木の松が断絶えて....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
因て此名ありといふ、一説に遠く是を望めば蜿蜒※娜《えんえんじょうだ》として百蛇の
逶※《いい》するがごとし因て名づくといふ猶尋ぬべし 夫木抄 正嘉二年毎日一首中....