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遊び心
「遊び心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
遊び心の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二つの家を繋ぐ回想」より 著者:宮本百合子
判らないと云うような気分もなく、一寸、仕事がつかえても、行って見ようかな、と云う
遊び心に動かされず、当分は、却ってさっぱりと、心が落付いたような気分がした。 ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
、皆まだ若々しい人たちが一時的に好奇心を動かして、初瀬、春日への中休みの宇治での
遊び心のような恋文を送って来る程度にとどまり、こうした閑居をあそばすだけの宮とし....
「正倉院展を観る」より 著者:吉川英治
、奇術師、楽人など九十六人の演舞を墨絵でかいているのである。おどろくべき作者の“
遊び心”だと、うらやましくなってきた。 ただの紙がある。色がみである。当時の便....