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「遊義門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

遊義門の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
をちかた 従三位為子 夕暮はかならず人をこひなれて日もかたぶけばすでに悲しき遊義門院 秋のきて身にしむ風のふく頃はあやしきほどに人ぞ恋しき 月花門院 ....
私本太平記」より 著者:吉川英治
た。 みかどの父ぎみ、後宇多法皇は、まだ五十五、六でおわせられた。が、御愛人の遊義門院の死に会うて、御法体となられてからは、俄に、老けまさッてお見えであった。....
私本太平記」より 著者:吉川英治
、ご実父は、たれかといえば、ほかならぬ亡き後宇多の院だった。――院が上皇のころ、遊義門院※子との仲にもうけられたお子なのだ。 その遊義門院は、よほどな美人であ....