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運送業
「運送業〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
運送業の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
河《りょうが》を利用して、豆粕大豆《まめかすだいず》を船で下《くだ》す、大仕掛な
運送業を経営して、たちまち失敗してしまったのだそうである。元より当人は、資本主で....
「河明り」より 著者:岡本かの子
十四組、江戸で十組にもなった。享保時分、酒樽は別に船積みするという理由の下に、新
運送業が起った。それに倣って、他の貨物も専門専門に積む組織が起った。すべて樽廻船....
「経済学及び課税の諸原理」より 著者:吉田秀夫
志向が起り得ると想像することは困難である。
(一〇一)商人がその資本を外国貿易や
運送業に用いるのは、常に選択の結果であって、止むを得ずなすのではない。すなわち、....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
辺のある家に泊り込み、その翌十一月三十日、四、五十疋の驢馬を率いて居る七、八人の
運送業者に遇ったのを幸いに賃銀を払い荷物を託しタール川に沿うて北に降って行くこと....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
江戸の古い町の名で、東京になるまでのこっていた、神田の連雀町という地名も、もとは
運送業者の住んでいたところであった。これは明暦三年の大火事に焼けて、今までそこに....