遍昭[語句情報] »
遍昭
「遍昭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
遍昭の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
ルラシッド――『アラビアン・ナイト』(千一夜物語)の主人公。 三二 後撰集に僧正
遍昭作として同様のものがある。なお、為頼朝臣集に「折りつれば心もけがるもとながら....
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
の絵巻を吉備彦の前へ押し拡げた。 それは六歌仙の絵であった。……在原業平、僧正
遍昭、喜撰法師、文屋康秀、大友黒主、小野小町……六人の姿が描かれてある。 ....
「かくれんぼ」より 著者:斎藤緑雨
候え会社へも欠勤がちなり 絵にかける女を見ていたずらに心を動かすがごとしという
遍昭が歌の生れ変り肱を落書きの墨の痕淋漓たる十露盤に突いて湯銭を貸本にかすり春水....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
するような心持でその魚屋を眺めていたのを、今でもありありと記憶している。浄瑠璃の
遍昭もよくなかった。 この日、わたしは父と一緒に楽屋へ行って、はじめて福地桜痴....