道中着[語句情報] » 道中着

「道中着〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

道中着の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
」より 著者:島崎藤村
間に合せたくと存じ、それ着物の浸抜、それ洗張と、騒ぎにばかり日を暮し、未だ父上の道中着物ほどきもせずに居るような仕末に御座候。 ――私よりの御無沙汰、右の次第....
立山の亡者宿」より 著者:田中貢太郎
の手荷物を更めた。風呂敷包の中には一枚の着がえがあり、床の上には汗まみれになった道中着と脚絆、股引、それから江戸下谷長者町小八という菅笠があった。 客は江戸の....
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
いませ」 「ええ、またきっと上ってまいりましょう。アア、それから私の頼んでおいた道中着物は? ……」 「こちらへ包んでおきました。ではお嬢様、どうぞご機嫌よろし....