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道八
「道八〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
道八の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
じ》だと思う、君」
「知らないね」
「九時だよ。これから秋の夜長をたった一人、山
道八丁を大平《おおだいら》と云う所まで登るのだが、平生なら臆病な僕の事だから、恐....
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
者は斬ってならぬ。罪あらば何者たりと斬っても差支えないと申すかッ」 「然り! 士
道八則にも定むるところじゃ。斬るべしと知らば怯まずしてこれを斬り、斬るべからずと....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
を洗ったり磨いたりして見ると、実にしゃれた茶室や座敷が出て来た。屋根の鬼瓦に初代
道八の作があったと言われているから、たぶん文化ごろの建築であろう。非常に繊巧なも....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
本橋区数寄屋町より失火して、中橋座も新富座も類焼す。 ○十二月三十一日、浅草区馬
道八丁目より出火して、中村座も村山座も類焼す。 ○四月、新富座の仮普請|出来して....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
中に巻かれ込むに違いない。 すでに、お千絵とお綱の恋人である法月弦之丞は、東海
道八ツ山口から、あすは、江戸に入るという周馬の話。 その弦之丞を狙い打つため、....