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道切り
「道切り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
道切りの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「錦木」より 著者:宮本百合子
ど生れる嬰児《ヤヤサマ》をおっつけられると困るのであの御兄弟もこのごろはいたちの
道切りと云うわけなので、おっつける人を今から一生懸命にあさっておいでになると云う....
「屋根裏の犯人」より 著者:坂口安吾
あってな。孔につめる古綿。トンビに隠れる紙ブスマ。猫に見つからぬお守り。イタチの
道切りに用いる尖り杭。火消しの板ぎれ。鰹節ひくときの梃子の類いなぞと数々の世帯道....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
早朝は大急ぎで、笹竹飾り物を流しに行くのである。あるいはこの日を危険な日として、
道切り注連繩張りなどの防衛策を講ずる例も少なくない。 これらは何れも慎重に境を....