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道陸神
「道陸神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
道陸神の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜叉ヶ池」より 著者:泉鏡花
塚 十三塚の骨寄鬼。 蟹五郎 藪沢のお関守は既に先刻より。 椿 そのほか、夥多の
道陸神たち、こだますだま、魑魅、魍魎。 影法師、おなじ姿のもの夥多あり。目も鼻も....
「みさごの鮨」より 著者:泉鏡花
金屏風とむきあった、客の脱すてを掛けた衣桁の下に、何をしていたか、つぐんでいて、
道陸神のような影を、ふらふらと動かして、ぬいと出たものがあった。あれと言った小春....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
なく悄れて行く。……その後から、鼠色の影法師。女の影なら月に地を這う筈だに、寒い
道陸神が、のそのそと四五尺離れた処を、ずっと前方まで附添ったんだ。腰附、肩附、歩....
「唄立山心中一曲」より 著者:泉鏡花
ッ。)と、先はお役人様でがさ、お世辞|笑をしたばかりで、こちらも肩で捻向く面だ、
道陸神の首を着換えたという形だてね。 (旨い。) 姉さんが嬉しそうな顔をしなが....