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達意
「達意〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
達意の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
しまったのである。読者もしこの拙訳と同時にまた一戸君の書に採録された英訳や同君の
達意の訳詩を参照されれば、より明らかに原詩の面影を髣髴させることを得られるであろ....
「読書法」より 著者:戸坂潤
れるが思想上の示唆に富んでいるからだ。尤も三笠書房のはもう一段手を入れるとズッと
達意なものとなる余地があるとは思うが。 3 世界文学と翻訳 R・G・モール....
「夏目漱石先生の追憶」より 著者:寺田寅彦
な教え方で逐字的解釈をされたそうであるが、自分らの場合には、それとは反対にむしろ
達意を主とするやり方であった。先生がただすらすら音読して行って、そうして「どうだ....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
少数の例外として、之とは別な意味で却って非文学的なものが多いように見受けられる。
達意な文学的表現能力と確固たる叙述内容とを結びつける技能に於ては、多分自然科学者....
「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」より 著者:和辻哲郎
ではない。学問も事業も究竟の目的は人情のためにするのだ。そういう意味のことが実に
達意の文章で書いてある。あれを読んでわれわれは実に打たれた。ああいうふうに人生の....