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遠侍
「遠侍〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
遠侍の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「玉藻の前」より 著者:岡本綺堂
い割には屋敷の内もひどく荒れて、うす暗い庭には秋草がおどろに乱れてそよいでいた。
遠侍《とおざむらい》らしいところに、七、八人の家来が武者あぐらを掻いていた。小源....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
をかけ、勾欄《こうらん》に擬宝珠《ぎぼし》を磨き、誠に結構世に越えたり、十二間の
遠侍《とほざむらひ》、九間の渡廊、釣殿、梅の壺、桐壺、まがき壺に至るまで、百種の....