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遠篝
「遠篝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「赤坂城の謀略」より 著者:国枝史郎
を眠らず眠らせず、敵の押し寄せ来るを待ちかまえた。 然るにその後も依然として、
遠篝は山々谷々に、また浦々に燃えつづいたが、寄せて来ようとはしなかった。 大将....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
まい。それかあらぬか、大江の水をへだてた彼方には、いつもより赤い、そして数も多い
遠篝が、 いざ、来い。 と、挑むばかりな意気を夜どおし焦がしていた。 五月....