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遡航
「遡航〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
遡航の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「魔都」より 著者:久生十蘭
をもこの非常地区には立入ることを禁止したのみならず、外濠川の常盤橋、土橋間の河船
遡航を禁じ、いわば水も洩らさぬ警戒陣をしいた。なにしろ機関銃を持つ兇暴な一団なの....
「三国志」より 著者:吉川英治
ことには、 「呉はいよいよ魏軍へ向って開戦しました。数千の兵船が、舳艫をならべて
遡航しつつあるとのこと。また、三江の江岸一帯、前代未聞の水寨を構築しています。さ....
「イグアノドンの唄」より 著者:中谷宇吉郎
いくつも残されている。 チャレンジャー教授は、カヌーに乗って、その支流の一つを
遡航《そこう》した。そしてインディアンの部落で、丁度今息を引きとったばかりの白人....