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遣い果
「遣い果〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
遣い果の前後の文節・文章を表示しています。該当する11件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
己《しるべ》がある為是へ金才覚に参って見るに、先方は行方知れず、余儀なく、旅費を
遣い果してより、実は食事も致しませんで、空腹の余り悪い事とは知りながら二つ三つ瓜....
「業平文治漂流奇談」より 著者:三遊亭円朝
い》い工夫もつかず、主人に対して面目ないし、自分の楽《たのし》みをして主人の金を
遣い果たして、高恩を無にするような事をして実に済まねえ、どうも仕方がないから死の....
「西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝」より 著者:三遊亭円朝
人|揃い、やさしくって待遇が宜いから、君から貰った三百円の金はちゃ/\ふうちゃに
遣い果して仕方なく、知らん所へ何時まで居るよりも東京へ帰ったら、又どうかなろうと....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
心は際限がなかった。かれは本所の木賃宿に転がっていて、お元から強請る金を酒と女に
遣い果たすと、すぐに又お鉄をよび出して来た。お元も嫁の身の上で、店の金銭を自分の....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
云うから、小遣は無いと云うと、それじゃア此の布子を貸せと云ってはア何でも持出して
遣い果した後で、何うにも斯うにも仕方が無いが、まア真実の甥だからと云って文吉も可....
「松と藤芸妓の替紋」より 著者:三遊亭円朝
僅か百二三十円有りましたが、それから私は眼が悪くなり、病院に這入ったり何や彼やで
遣い果し、浜でも富貴楼の御夫婦が御親切になすって下さったが、東京に親戚も有ります....
「塩原多助一代記」より 著者:三遊亭円朝
続ぐ可き者はない、其の大事な家を捨てゝ、若気の至りとは云いながら女に溺れて金子を
遣い果し、家に居られなくなって家出をしたのだろうが、何とまア浅ましい心におなりだ....
「良夜」より 著者:饗庭篁村
の人元よりの東京人にてある年越後へ稼ぎに来りしが病に罹りて九死一生となり、路用も
遣い果して難渋窮まりしを伯父が救いて全快させしうえ路用を与えて帰京させたれば、こ....
「三十年前の島田沼南」より 著者:内田魯庵
極めたところが、島田の奴はイツマデもブン流して帰ろうといわんもんだから、とうとう
遣い果して復た馬を伴れて戻るというわけサ。その時分の島田はソリャアでれでれして尻....
「おかしいまちがい」より 著者:小川未明
で困っています。」と、ある人は、男にいいました。 男は、持ってきた金をすっかり
遣い果たしてしまいました。しかたなくまた、山を越えて自分の村へ帰ろうとしました。....
「自来也の話」より 著者:岡本綺堂
から何うしたか判らない。獄卒のせがれは放蕩者で、両親のない後にその遺産をすっかり
遣い果してしまった。 「おれの身代はもともと悪銭で出来たのだから、こうなるのが当....