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適帰
「適帰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
その思想の背後に潜む学者の人格の上にすえつけたい。古来幾多の哲学体系は並び存して
適帰するところを知らない。もし哲学をただ真理を聞かんがためのみに求むるならば、か....
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
あった。 世界と人倫との依拠となるべき真理がかく個々別々に、主観的にわかれて、
適帰するところを知らずしていいものであろうか。 これが日蓮の第二の疑団であった....