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適温
「適温〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
適温の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「家庭の人へ」より 著者:寺田寅彦
で、所定の温度に達した頃に報知して来るのだから、かき廻さないで飛び込めば上の方は
適温だが、底の方はまだ水である。掻き交ぜれば、ぬるくてふるえ上がってしまう。また....
「新春・日本の空を飛ぶ」より 著者:坂口安吾
ニコニコと親切な米人のエアガールが外套を預る。真冬の四千メートルの高空を二〇度の
適温で旅行させてくれる。落下傘や酸素吸入器など前世紀的なものはここには存在しない....