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「選りすぐ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

選りすぐの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
蠅男」より 著者:海野十三
天井を見上げた。 そのうちに、会社からは田辺課長をはじめ山ノ井、小松などという選りすぐりの用心棒が駈けつけた。総一郎はすこし生色をとりかえした。 警察への使....
沙漠の古都」より 著者:国枝史郎
でなく、新たに五十人の味方が出来た。今まで敵であった部落の土人が、五十人の壮丁を選りすぐって従軍させたいと云い出したからで、ラシイヌはそれをすぐ許した。彼ら部落....
二都物語」より 著者:佐々木直次郎
しは十五分のうちに身支度を整えるから。」 十五分のうちに閣下は身支度を整えて、選りすぐった贅沢な夕食に向ってただ独り著席した。彼の椅子は窓と向い合っていたが、....
旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
江戸への飛脚じゃ。おらば屈強な者を二人程御連れ願えぬか」 「心得申した。すぐさま選りすぐって参りましょうわい」 まもなくそこへ見るからに精悍そうな若者が伴われ....
老中の眼鏡」より 著者:佐々木味津三
」 「いえ、万が一、いや、いずれに致せ多いがよろしかろうと存じまして、屈強の者|選りすぐり、二十名程増やしまして厶ります」 「要らぬ。減らせ!」 言下に斥ける....
源氏物語」より 著者:紫式部
来ることをやめない。どんな時であったか、女御の所へ殿上役人などがおおぜい来ていて選りすぐったような人たちで音楽の遊びをしていたことがあった。源宰相中将も来ていて....
爆弾太平記」より 著者:夢野久作
、お酌、仲居の類いが十四五名入り交って足の踏む処もない……皆、船に強い奴ばかりを選りすぐったものらしく、十時の出帆前から弦歌の声、湧くが如しだ。 友吉親子が漕....
三国志」より 著者:吉川英治
を従えて、追いかけて来る将があった。 前の恨みをそそがんと、腕ききの兵ばかりを選りすぐって、追いつつみに来た曹豹であった。 「何を」 張飛は、引っ返すや否、....
三国志」より 著者:吉川英治
る――というたとえがあるが、曹操の態度は、それどころでなかった。 都の内でも、選りすぐった美女十人に、 「羽将軍を口説き落したら、おまえたちの望みは、なんでも....
三国志」より 著者:吉川英治
にのぞむ帷幕の大将は」 「良将二、三千人。そのうち稀代の智謀、万夫不当の勇など、選りすぐっても四、五十人は数えられましょう」 「先生の如き人は?」 「私ごときも....
三国志」より 著者:吉川英治
か。そっと、大将|賈華へお命じなさい。甘露寺の回廊の陰に、屈強な力者や剣客の輩を選りすぐって、三百人も隠しておけば大丈夫です。――そしてよい機に」 「む、む。絶....
三国志」より 著者:吉川英治
かり、張任は各将軍と手筈をさだめ、自身は何か思うところあるか、屈強な射手三千人を選りすぐって、山道の嶮岨に伏せ、斥候の第二報を待ちかまえていた。 「見えました。....
三国志」より 著者:吉川英治
たる殺雲。どうして伏兵でない筈があるものか。物見の未熟にちがいない。老練な隠密を選りすぐってさらに入念に見とどけさせろ」 日も傾いて、夜に入ったが、陸遜はなお....
私本太平記」より 著者:吉川英治
や輸送車で、兵糧運びをしているという情報をえたので、 「しめた」 と、又四郎は選りすぐッた手勢三百をひきいて、抜け駈けの功名に急いだ。 「それこそ、かねがね目....
私本太平記」より 著者:吉川英治
玉にとり馴れているものはなかった。 今も、である。 師直の命で、あらかじめ、選りすぐった一流どこの美妓が首をそろえていた。――西施、小観音、小槌、おだまき、....