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遺構
「遺構〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大和路・信濃路」より 著者:堀辰雄
いって往って、みるかげもなく荒れ果てた小さな西金堂《さいこんどう》(これも天平の
遺構だそうだ……)の中を、はずれかかった櫺子《れんじ》ごしにのぞいて、そこの天平....
「城」より 著者:和辻哲郎
建築に取り囲まれた宮城前の広場に立ってしみじみと感ぜさせられることは、江戸時代の
遺構が実に強い底力を持っているということである。それは周囲に対立者のない時にはさ....