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那波
「那波〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
那波の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
かい鼻紙を懐に入れているのを見て、末の見込み無しと即座に勘当を言い渡し、播州には
那波屋殿という倹約の大長者がいるから、よそながらそれを見ならって性根をかえよ、と....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
起こり、正をもって斃《たお》るること始めよりの目的に候《そうろう》。ワシントン、
那波翁《なおう》云々《うんぬん》は中々《なかなか》小生|輩《はい》の事にあらず、....
「四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
見事なものだ、奈半利町行乞、町に活気がないだけそれだけ功徳も少なかった、土佐日記
那波の泊の史蹟である。 奈半利川を渡ると田野町、浜口雄幸先生の邸宅があると標札が....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
侍は、仙波八郎太の倅、小太郎で、読んでいる書物は、斉彬から借りた、小関三英訳の「
那波烈翁《ナポレオン》伝」であった。
父の八郎太が、裁許掛見習として、斉彬の近....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
でございました」 「次の日は」 「斑鳩ノ宿」 「そして、ゆうべは?」 「てっきり
那波泊りと見ておりましたが、今日の船坂越えを控えてのせいか、夕道を延ばして、昨日....