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「邦国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

邦国の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
運命」より 著者:幸田露伴
可思議の事の重畳連続して、其の狂濤は四年の間の天地を震撼し、其の余瀾は万里の外の邦国に漸浸するに及べるありしが為ならずばあらず。 建文皇帝|諱は允※、太祖高皇....
惜別」より 著者:太宰治
いを記憶している。何でも、文章の本質、とかいう題で、 文章の本質は、個人および邦国の存立とは係属するところなく、実利はあらず、究理また存せず。故にその効たるや....
社会時評」より 著者:戸坂潤
、五、国内国外の国際文化団体の補助、六、本邦芸術(歌舞伎・能・国産映画等)及び本邦国技の紹介、等々だということである。 誠に結構なことで、今までこうした施設に....
教育の目的」より 著者:新渡戸稲造
戦争をして勝ったから、アアおれの国もやッぱり人並の国だわいと思って、初めて一個の邦国たる自覚が起った。かく未だ目が覚めてから四十年にもならない、それまでは熟睡し....