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「邦訳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

邦訳の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
HOMO SUM! 「父よ、吾も人の子なり――」と法水は、その一行の羅甸文字を邦訳して口誦んだが、異様な発見はなおも続けられた。と云うのは、その彫字の縁に、所....
思想と風俗」より 著者:戸坂潤
芸百科辞典のための執筆が行なわれているそうだが、その草稿を中心とした討論が二三項邦訳になっている。『文芸の本質』や『ロマンの理論』がそれだ。これの書き方や論じ方....
道徳の観念」より 著者:戸坂潤
う(E・デュルケム『宗教生活の原始的諸形態――オーストラリアのトーテム組織』――邦訳あり――参照)。 この原始的な道徳観念は実はやがて、現代人が道徳に就いても....
読書法」より 著者:戸坂潤
あっていいと思う。かつて土田杏村は英語でこの種の本を一冊出版した(著者自身による邦訳も出ている)。だがこの文化専門家は残念ながら思想的評尺の然るべきものを持たず....
映画芸術」より 著者:寺田寅彦
々木能理男訳)。 ベーロ・ボラージュ、映画美学と映画社会学(前掲「映画の精神」の邦訳、佐々木能理男訳)。 上田進訳編、映画監督学とモンタージュ論。 レオン・ムー....
技術の哲学」より 著者:戸坂潤
サヴェート同盟に於ける技術的再建の基礎としての電化」(『新興自然科学論叢』――の邦訳――の内)、ブハーリン前掲書、岡邦雄氏「科学と技術との計画的結合」(『唯物論....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
e Devenir dans la Philosophie de Platon(邦訳・岩波『哲学論叢』二〇号)を見よ。――なお「存在」の概念の分析では、和辻哲郎....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
、豊富な示唆と連想と形象とを具備した言葉なのだ。処がヒューマニズムという今日では邦訳すべからざるこの言葉は決して日本の民衆の用語でもなければ、まして愛用語でもな....
辞典」より 著者:戸坂潤
も云われている。 上記以外の労作は多く Neue Zeit 誌上に発表されたが邦訳となった著述は『階級社会の芸術』(蔵原惟人訳)、『芸術論』(外村史郎訳)、『....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
科学』は有名な論文集であり、ロンドンに於ける国際科学史大会に於ける講演集である(邦訳あり)。『マルクス主義と現代思想』(ソヴェート科学アカデミー記念論文集の訳)....
ドイルを宗とす」より 著者:甲賀三郎
」「バスコムベリイの惨劇」「黄色い顔」「斑らの紐」等を、或いは原文で講義を聞き、邦訳対照のものを読み、或いは未熟の力で直接原文を読んだりした。そのいずれもが次々....
純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
erdinand Enke. 1881)という書名の下にドイツ語に訳出された。(邦訳、早川三代治訳レオン・ワルラアス純粋経済学入門。) 註五 この論文は 〔E'....
音に就いて」より 著者:太宰治
、あの思わざる鈴の音には読むものすべて、はっと魂消したにちがいない。 まだ誰も邦訳していないようだが、プロフェッサアという小説、作者は女のひと、別なもう一つの....
二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
すための当日の能の筋書を前夜の中に露訳したというほどの腕達者だから、露文で書いて邦訳したというのも強ち英雄人を欺くの放言だとは思われない。ゴンチャローフの真似を....
ベートーヴェンの生涯」より 著者:片山敏彦
にあるところのそれであって、ロランの作品中『ヘンデル』や『ミケランジェロ』(まだ邦訳されたことのないプロン版の論文)や『過去の国への音楽の旅』や、またその後の大....