郡内縞[語句情報] » 郡内縞

「郡内縞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

郡内縞の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
身分に満足するはずもない。頭を押えられれば押えられるほど、奢りも増長して、下着に郡内縞、または時花小紋、上には縮緬の羽織をかさね、袴、帯、腰の物までそれに順じ、....
足迹」より 著者:徳田秋声
や、袋棚の蒔絵の硯箱などに絹拭巾をかけたりした。主の寝る水浅黄色の縮緬の夜着や、郡内縞の蒲団を畳みなどした。 主人は六十近い老人で、禿げた頭顱の皮膚に汚い斑点....