部の民[語句情報] »
部の民
「部の民〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
部の民の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
で、金を見識っている者が土地の役人に訴えた為に、彼もまた縛られた。 王も金も回
部の民で、みな屠牛を業としている者である。それが牛のために失敗したのも因縁であろ....
「教育の民主主義化を要求す」より 著者:与謝野晶子
に過ぎません。私は司法部の改造を唱える人たちが陪審制度を要望し、それに依って司法
部の民主主義化を計ろうとするように、府、県、市、町、村に民選の教育委員を設けて、....
「露の答」より 著者:坂口安吾
を祀って賀茂神社と称した。この部族の生業は鍛冶ではなかったか、ということが今日一
部の民族学者によって言われておりますが、加茂族だの諏訪族、三輪族など、之等は先ず....
「間人考」より 著者:喜田貞吉
いはこれが地名として遺り、近く徳川時代までも地方によってはその称を以て呼ばれる一
部の民衆があったとしてみれば、太古以来我が社会組織の上において、「間人」という一....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
、甲州では郡内という名をもって知られている。郡内の萱屋は、山からこちらの東京都西
部の民家とは、だいぶん形がちがっていて、横に長い家はだんだんすくなく、二階のある....