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部会
「部会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
部会の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「党生活者」より 著者:小林多喜二
ップ》だ?」 「オレ自身のさ!」 ――その後「地方のオル」(党地方委員会の組織
部会)に出ると、官営のN軍器工場ではピストルと剣を擬した憲兵の見張りだけでは足り....
「池」より 著者:寺田寅彦
うがよいと思うから、ここではいっさい触れない事とする。 (大正十三年十一月、理学
部会誌)....
「田丸先生の追憶」より 著者:寺田寅彦
ても、なくなられてまもない今日、こんなものを書く気になりかねるのではあるが、理学
部会編集委員のたっての勧誘によって、ほんの少しばかり自分の高等学校時代の思い出を....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
ぼえたことであった。この息づまるような空気は、救援隊長テッド博士をまん中にした幹
部会議の席にまでもちこまれた。 三人の使者のなかで、一番上席のロバート大佐が、....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
、一千の地方労働組合から、四百人の準候補者を推薦させて、それを、ファシスト最高幹
部会の評議にかけます。ファシスト最高幹部は、五十二人から出来ています。羅馬進軍当....
「平野義太郎宛書簡」より 著者:野呂栄太郎
拝啓 前略、 その後平田兄、羽仁兄等と相談の結果 各
部会を別々に開くと各部に関係のある者が何度も会合のために煩わされるから、もう少し....
「平野義太郎宛書簡」より 著者:野呂栄太郎
く早々上京して、今まで怠った分を取り返したいと思っております。一月五日の政治史の
部会に出席できるよう元気恢復に努力しています。 第三部要綱も後れて仕舞いましたが....
「人の言葉――自分の言葉」より 著者:寺田寅彦
事やはある。」(柳里恭「ひとりね」) 少し耳がいたい。 (昭和二年十二月、理学
部会誌)....
「スパーク」より 著者:寺田寅彦
歩を中止する。科学者はみんな永久に馬鹿でありたい。 六 理学
部会委員に約束しておいたのを忘れていて、今日最後の通牒を受けて驚いて大急ぎで書い....
「戯曲を書く私の心持」より 著者:豊島与志雄
調子とかを整えるようなことさえある。それで戯曲を書く場合のは、兎も角も中の文が全
部会話であるために、なお一層気にかかる。即ち会話の調子にひどく苦心されて来る。け....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
ぶん箱馬車と思う――白髪に和服で悠然と納まり込んで走らせるのを見たし、都新聞の幹
部会の時三縁亭の別室で一方には政友会の代議士総会があり、一方の別室に原敬と高橋|....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
奮起するはこの時であると。 私はこの難関突破の決意をもって、翌昭和二年一月、幹
部会を開いた。ところが幹部めいめいの感ずるところもほとんど同じであって、誰一人弱....
「大会を終りて」より 著者:中井正一
かつての図書館大会は、年一回の懇親的会合の気分もあって、大会そのものおよびその
部会は、そのかもす空気において、談笑裡に決するものであることもあった。それは私た....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
雪の問題を互に連絡して研究しようというのが目的である。この中でも現在の所、英国の
部会が最も活溌に研究を開始していて、時々支
部会を開いて盛んに討論をしているようで....
「雪雑記」より 著者:中谷宇吉郎
来るのでとても面白かった。 その写真を沢山発表して暫くしたら、万国雪協議会英国
部会長といういかめしい肩書きで、セリグマン氏から手紙が来た。おそろしく丁寧な文面....