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部位
「部位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
部位の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
この頃のように円本の予約者が減じて来ては、あとになった作者は不安此上もなく「一万
部位になってしまっては、此方から印税を返さねばならぬ」と長田幹彦大いに悄気《しょ....
「特許多腕人間方式」より 著者:海野十三
セル如ク、略ボ腕ト等効ナル動作ヲナス機械腕ヲ、腕関節ノ運動ト無関係ナル如キ身体ノ
部位ニ取付ケ、従来ノ二本ノ腕ト共ニ、少クトモ三本ノ腕ヲ保有操作シ得ルコトヲ特徴ト....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
山が来た。松山は一診していった。「これは脳卒中で右半身不随になっています。出血の
部位が重要部で、その血量も多いから、回復の望はありません」といった。 しかし保....
「地獄の使者」より 著者:海野十三
見事に鶴彌氏の後頭部に命中した。近いとはいえ、なかなか見事な射撃の腕前です。思う
部位に命中させているんですからねえ、殊に窓につかまったまま撃ってこれなんだから大....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
三紙に及んでいる。各紙とも一部一円または二円で売られ、最大発行部数が週五、〇〇〇
部位である。ヤミ新聞は多く強制的な広告集めや寄附強要などによって経営され反民主的....
「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」より 著者:海野十三
単ニ整形形状変更等ヲナシ得ル部分ハ他ニナイ。殊ニソノ整形ノ効果ノ大ナルコト、他ノ
部位ノ比デハナイ。若シ本書ニ説述シタ吾ガ田内整形手術ガ全世界ニ普及セラレタル暁ニ....
「原爆詩集」より 著者:峠三吉
そばでみつけるK夫人の眼。 三日め K夫人の容態、呼吸三〇、脈搏一〇〇、火傷
部位、顔面半ば、背面全面、腰少し、両踵、発熱あり、食慾皆無、みんなの狂声を黙って....
「妖怪玄談」より 著者:井上円了
、高等動物および人類の神経組織は、かくのごとき単純なるものにあらず。中枢にも、一
部位の中枢と中央の中枢との数種あり、繊維にも、末端と中枢の間にわたるものと、中枢....
「久保田米斎君の思い出」より 著者:岡本綺堂
。脚本に道具が委しく指定してあればそれによって画けるわけだけれども、ただ農家の内
部位な事じゃ、どうやっていいかわからない。一口に海岸といったところで、海岸にもい....
「落日の光景」より 著者:外村繁
ことに、どの患者も病衣の間から管のようなものを出している。しかしその管の出ている
部位はそれぞれ違っている。喉元から出ている人もいる。胸や、腹のあたりから出ている....