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郷土色
「郷土色〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
郷土色の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「母子叙情」より 著者:岡本かの子
っくりそのまま持ち込まれた茶座敷には、囲炉裏もあり、行灯もあった。西洋人に日本の
郷土色を知せるには便利だろうという実業家の心尽しだった。稚子髷に振り袖の少女の給....
「縮図」より 著者:徳田秋声
といわれ、お守りを受けに往くところだが、銀子たちには土地の民謡「はっとせい節」を
郷土色そのままに、土地の芸者から受け容れるという目当てもあった。松島は主人夫婦に....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
しい形を捕えて来るのかと感じ入るほどであります。玩具としては首人形がありますが、
郷土色のあるものとして認められてよいでありましょう。急ぎの旅でありましたが、北陸....