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都寺
「都寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
そかに討幕の手段とする運動を起こしたのは、すでに弘化安政のころからである。あの京
都寺田屋の事変などはこの運動のあらわれであった。これは次第に王室回復の志を抱く公....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
脱の運動を開始したのは慶応元年のころに当たる。義髄はそのために庄屋の職を辞し、京
都寺社奉行所と飯田千村役所との間を往復し、初志を貫徹するために前後四年を費やして....
「子供の霊」より 著者:岡崎雪声
私が十三歳の時だから、丁度慶応三年の頃だ、当時私は京
都寺町通の或る書房に居たのであるが、その頃に其頃の主人夫婦の間に、男の子が生れた....