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都留
「都留〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
都留の前後の文節・文章を表示しています。該当する12件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
れだけに信虎は豪勇の性格であり、その性格が役立って、甲斐国内の豪族ども、すなわち
都留郡の小山田氏、東郡の栗原氏、河内の穴山、逸見の逸見氏、また西郡の大井氏なぞを....
「煩悩秘文書」より 著者:林不忘
柄郡《あしがらぐん》、西、するがの国|駿東郡《すんとうぐん》、そして、北は甲斐の
都留郡《つるぐん》である。この三つの国が、富士の裾の籠坂峠《かごさかとうげ》から....
「ほうき一本」より 著者:宮本百合子
、和田氏の家庭では、家計が二〇%改善しでもしたのだろうか。丸公値上げについては、
都留副長官が、女性改造という婦人雑誌の対談会で、民報の森沢氏からつっこまれて大汗....
「アメリカ文化の問題」より 著者:宮本百合子
われているということについては展望十一月号座談会の「アメリカ文化と日本」の中で、
都留重人氏がこまかく具体的に語っておられます。
都留氏の話は非常に参考になる。キャ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
のように明るいけれども、周囲は黒闇々《こくあんあん》に近い山々。僅かに二日の月が
都留《つる》の山の端《は》に姿を見せているばかりです。 この時、猩々は再び立ち....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
敷は、高倉通り六角下ル和久屋町《わくやちょう》という所で、今まで居た岡本という京
都留守居と交代して、ここに落着いた。 留守居は各藩共に、主として禁裡御所へ対す....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
、その頂上で、斉彬の第四子盛之進を呪殺しようと――大阪からの警固の人数の上に、京
都留守居役の手から十人、国許から守護して来た斎木、山内、貴島、合して二十四人が、....
「香魚と水質」より 著者:佐藤垢石
かない確信を持っていた。 それは、理にかなっていた。多摩川の水源地方、山梨県北
都留郡一帯は花崗岩(火成岩)の層に掩われているが、ひとたび武蔵の国へ入ると古生層....
「水と骨」より 著者:佐藤垢石
山女魚と雑居している川はまれではない。東京付近では、多摩川の支流秋川も、甲州南|
都留の笹子川もそうだそうである。利根川では岩本から上流ならば、どこでも山女魚の釣....
「二十歳のエチュード」より 著者:原口統三
親切も、度を過ぎるとわれわれを不快にする。 *64 清岡さん、橋本・
都留・通ちゃん・玲子。 これらの群像を遠目に眺めて、「愛する」と肯定しよう。 ....
「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」より 著者:井上円了
一昨日、哲学館において井上円了氏の演ぜし妖怪取り調べ報告の大要を聞くに、左のごとし。 昨年十一月中旬より、山梨県北
都留郡(すなわち、いわゆる郡内)大目村、杉本永山氏の宅に一大怪事現出す。今、その....
「墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
失敗の結果、現在では平戸殖産興業会社の経営に移っている。農民の世話役をしている、
都留五八氏の案内で一巡する。 最初は二十四軒あったが、故郷恋しで平戸へ帰ったも....