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鄙見
「鄙見〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
鄙見の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近時政論考」より 著者:陸羯南
報』の紙上に掲げたるものあり。またその後「日本憲法論」と題し一昨年発布の新憲法に
鄙見を加え、わが『日本』に掲げたるものあり。本篇は実にこれらの不足を補わんがため....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
や「これと通ず」「これを御す」と卑野露骨にして憚《はばか》らずと。それについての
鄙見《ひけん》は他日に譲り差し当り述ぶるは、『淮南子《えなんじ》』に〈景陽酒に淫....
「日本男子論」より 著者:福沢諭吉
れば、両性の交際自由自在なるべき道理を陳《の》べたるに、世上に反対論も少なくして
鄙見《ひけん》の行われたるは、記者の喜ぶ所なれども、右の「婦人論」なり、また「交....
「読倫理教科書」より 著者:福沢諭吉
言は、人生戸外の公徳を主として、家内私徳の事には深く論及するところを見ず。然るに
鄙見《ひけん》はまったくこれに反し、人間の徳行を公私の二様に区別して、戸外公徳の....