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「酒狂〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

酒狂の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
飛は、玄徳の恩を謝して、心からそう答えた。すると糜竺が、 「そうはいうが、張飛の酒狂いは、二つの耳の如く、生れた時から持っている性質、すこし危ないものだな」と、....
私本太平記」より 著者:吉川英治
のである。無理はない、キャッと一せいに、躍りあがった。 ところが、それは高時の酒狂上の発作を、つい真物の発狂沙汰にさせてしまった。――なぜなれば、むらがり立ッ....