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「酒舗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

酒舗の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
倫敦塔」より 著者:夏目漱石
て立っている。すこぶる真面目《まじめ》な顔をしているが、早く当番を済まして、例の酒舗《しゅほ》で一杯傾けて、一件《いっけん》にからかって遊びたいという人相である....
思い出草」より 著者:岡本綺堂
芸妓 有名なお鉄牡丹餅の店は、わたしの町内の角に存していたが、今は万屋という酒舗になっている。 その頃の元園町には料理屋も待合も貸席もあった。元園町と接近....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
五、六丁にわたれる小都会なり。人口一万五千人ありという。しかしてホテル四十余戸、酒舗また四、五十軒を算す。もってその新開地たるを知るべし。一時はこの界外に日本人....