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酔夢
「酔夢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
酔夢の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画雑感(Ⅳ)」より 著者:寺田寅彦
昭和十年二月、セルパン) 五 人間で描いた花模様 近ごろ見た映画「泥
酔夢」(Dames)というのは、話の筋もアメリカ式のふざけたもので主題歌などもわ....
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
る。久しく腐れ文学に頭脳を萎えさせていた日本人は、日に月に追窮し来る生活のために
酔夢愕然として醒め来り、ようやく真面目に立ち帰らねばならぬ今日となり、一も実業、....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
時に当たり、この輩の人に告ぐるに何事をもってすべきや。ただ自食の説を唱えて、その
酔夢を驚かすのほか手段なかるべし。この流の人に向かいて豈《あに》高尚の学を勧むべ....
「日を愛しむ」より 著者:外村繁
トタン廂を踏みしめる足音は重く、鈍く、やがて闇の中に消えて行ったことだろう。が、
酔夢朦朧とした私の頭の中には、足音はいつまでも鳴り響いているかのようである。 ....