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「酷吏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

酷吏の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
李陵」より 著者:中島敦
》汲黯《きゅうあん》が退いた後は、帝を取巻くものは、佞臣《ねいしん》にあらずんば酷吏《こくり》であった。 さて、武帝は諸重臣を召して李陵の処置について計った。....
四十年前」より 著者:内田魯庵
れた。危険と目指れた数十名の志士論客は三日の間に帝都を去るべく厳命された。明治の酷吏伝の第一頁を飾るべき時の警視総監三島|通庸は遺憾なく鉄腕を発揮して蟻の這う隙....