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酸漿提灯
「酸漿提灯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
酸漿提灯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「田舎教師」より 著者:田山花袋
通る。万歳を唱える声がにぎやかに聞こえる。やがて暇を告げた医師は、ちょうどそこに
酸漿提灯を篠竹の先につけた一群れの行列が、子供や若者に取り巻かれてわいわい通って....
「怨霊借用」より 著者:泉鏡花
駈出す。 夫人も、つい誘われて門へ立った。 高張、弓張が門の左右へ、掛渡した
酸漿提灯も、燦と光が増したのである。 桶屋の凧は、もう唸って先へ飛んだろう。馬....