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醇酒
「醇酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
醇酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「老狸伝」より 著者:佐藤垢石
味を加えて味わったところ、素晴らしくおいしい。さらに、奥利根沼田から贈って貰った
醇酒で小盃を傾け、わが舌に吟味を問えば、なんとも答えず、ただ舌根を痙攣させるのみ....
「酒渇記」より 著者:佐藤垢石
折りから盛夏の候であった。太上法皇は水閣を開いて、当時天下に聞こえた酒豪を招いて
醇酒を賜わったのである。けだし禅観の暇、法慮の余、避暑の情をやり、選閑の趣を助け....
「瀞」より 著者:佐藤垢石
風味もよい。殊に魚野川の畔には上流下流通じて、産米が豊富である。私の大好物である
醇酒にも恵まれている。 今年は、気まぐれな戦争から解放されたはじめての鮎釣り季....