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「醜状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

醜状の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
討論に即しての感想」より 著者:宮本百合子
で日本の生れ変ろうとする社会を毒したあらゆる非民主的な政策と昭和電工事件その他の醜状の積み重りの上に乗って、彼は今日首相となりました。 今日午後の討論ではくり....
現代史の蝶つがい」より 著者:宮本百合子
由党もさけて、せめても、を心だのみに投票して政権を与えた日本社会党は、あのような醜状をさらして、どんなおとなしい人の心にも幻滅を与えた。そのような日本の民主化の....
彼が殺したか」より 著者:浜尾四郎
※ K町実業家小田夫妻殺し遂に自白す ――原因は痴情、上流社会の驚くべき醜状暴露―― 現行犯として捕えられながら、昨日まで頑として一言も発しなかったK....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
は大変) と、急にあわてふためいて、そこらの暗がりへお尻を出して潜りこむような醜状を、いくら愛人でないからといって、そうたやすく彼女の眼の下に見せることは出来....
三国志」より 著者:吉川英治
業で左右されるものではない。汝ら諸民の上に立つ武将たり市尹たりしながら、なんたる醜状か。妖人に組して、国をみだすも、謀叛してわれに弓をひくも、同罪であるぞ。斬れ....