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醜草
「醜草〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ある。「年々や桜を肥す花の塵」美しい花が落ちて親木の肥料になるのみならず、邪魔の
醜草がまた死んで土の肥料になる。清水却て魚棲まず、草一本もない土は見るに気もちが....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
った。 この草庵を建てるので、草や木を刈ってみても、伸びて欲しい植物は伸びず、
醜草や邪魔な灌木は、刈っても刈っても、蟠って仕方がない。 応仁の乱この方、世の....