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里俗
「里俗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
里俗の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
同義の名らしい。果してそんな水蛇が日本にあるなら、国史に見えた※《みづち》、今も
里俗に伝うる河童は、本《もと》かようの水蛇から生じた迷信だろうという意を述べ置い....
「絶景万国博覧会」より 著者:小栗虫太郎
を光子が門前で引き止めていたらしく思われる。 まことに、そのような邪気なさは、
里俗に云う、「禿の銭」「役者子供」などに当るのであろう。けれども、また工阪杉江に....
「枯尾花」より 著者:関根黙庵
辛く城内まで漕つけ、藤堂采女、玉置小平太抔云う、藩政時分の家老屋敷の並んでいる、
里俗鰡堀へ差懸ると俄然、紫電一閃忽ち足元が明く成た、驚て見ると丸太ほどの火柱が、....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
がもと中尾といったとの森口君の御説に同意するにも躊躇せざるをえぬが、陰陽町をもと
里俗唱門が辻子と呼び、そして五箇所唱門の一つに中尾の名があり、ことにその地に陰陽....