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重政
「重政〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
重政の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古千屋」より 著者:芥川竜之介
ぜい》の中でも名を知られた塙団右衛門直之《ばんだんえもんなおゆき》、淡輪六郎兵衛
重政《たんなわろくろうびょうえしげまさ》等はいずれもこの戦いのために打ち死した。....
「阿部一族」より 著者:森鴎外
添島、野村は当時百石のものである。裏門の指揮役は知行五百石の側者頭高見権右衛門|
重政《しげまさ》で、これも鉄砲組三十挺の頭である。それに目附畑十太夫と竹内数馬の....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
のようなものは出来ないものかしら? 日光、弥勒夜叉、福原文蔵、石川竜右衛門、赤鶴
重政、日氷忠宗、越智吉舟、小牛清光、徳若忠政、こういう人達の作られたような、『十....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
その意匠はその筆法と色彩とを合せて共に奥村派の諸先輩に負ふ処あり(鈴木春信は北尾
重政《きたおしげまさ》と同じく西村重長《にしむらしげなが》の門人なりと称せらる。....
「尊攘戦略史」より 著者:服部之総
の木像に迎えられて将軍が上洛してのちは、政治の舞台は完全に京都に移され、一種の二
重政府状態のままで、幕府は散々な目にあっている。 著名な出来事を列挙しただけで....
「大谷刑部」より 著者:吉川英治
の者たちは、皆、主人の前にぬかずいて、 「平塚|因幡殿も、討死いたしました」 「
重政殿も、お見事に」 と、味方の悲壮な敗報ばかりを伝えた。 「うむ……。うむ…....
「建国の事情と万世一系の思想」より 著者:津田左右吉
が遠い昔から長く続いて来たにもかかわらず、皇室の存在に少しの動揺もなく、一種の二
重政体組織が存立していたという、世界に類のない国家形態がわが国には形づくられてい....