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野中兼山
「野中兼山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
野中兼山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
。 一五 側面立法(Oblique legislation) 土佐の藩儒|
野中兼山《のなかけんざん》は宋儒を尊崇して同藩に宋学を起した人であるが、専《もっ....
「藤棚の陰から」より 著者:寺田寅彦
忘れても二度と夏の夜の金魚鉢に木のふたをしないことである。 十六
野中兼山が「椋鳥には千羽に一羽の毒がある」と教えたことを数年前にかいた随筆中に引....
「郷土的味覚」より 著者:寺田寅彦
の大群も愉快な見物であった。「千羽に一羽の毒がある」と云ってこの鳥の捕獲を誡めた
野中兼山の機智の話を想い出す。 公園の御桜山に大きな槙の樹があってその実を拾い....
「海神に祈る」より 著者:田中貢太郎
岬から半里の西の室戸に、古い港があって、寛文年間、土佐の経世家として知られている
野中兼山が開修したが、港が小さくて漁船以外に出入することができないので、藩では延....
「自力更生より自然力更生へ」より 著者:三沢勝衛
あるそうでございます。これは、その昔、例の殖産、土木業の奨励者として有名な、かの
野中兼山の当時、ある一つの河から田用水を引き上げるために、まずその河を堰き止める....