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野僧
「野僧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
野僧の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
やくして、今は毫毛《ごうもう》も入らず、愈《い》えて※裂なし、破鐘を護《まも》る
野僧の言わく、小蛇来りて、夜ごとにこの瑕を舐むる故に愈えたりと、また笑うべし、赤....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
たなどと高言するようじゃったら、もうその人間の穂は止まりよ。十年先に生れながら、
野僧なども、まだまだ、禅などと話しかけられると、背すじが寒い。――だがふしぎと、....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
西の溜でも、固唾をのんで、ただ法師に物をいわせていた。 「――つづく者がなくば、
野僧は退がり申すぞ。きょうの野試合において十輪院の南光坊が第一のこと御異存ないか....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
備前国ヨリ帰参ノ衆 島々ノ海上衆 合セテ二百二十人 十四日 吉野郷士、高
野僧 三十八人 「了現、もうよい」 「は」 「ざっとの数でよろしいの....