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野尻
「野尻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
野尻の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「空襲警報」より 著者:海野十三
た。車内はすっかり落ちつきを取りかえしていた。呑気な将棋が、救いの神だったのだ。
野尻湖近くの田口駅をすぎた頃、客車のしきりの扉が開いて、車掌がきんちょうした顔を....
「怪異黒姫おろし」より 著者:江見水蔭
流れを越して斑尾の連山。この峡間の関山宿に一泊あり。明くる日は大田切、関川越して
野尻近き頃は、夏の日も大分傾き、黒姫おろしが涼しさに過ぎた。今宵の本陣は信州|柏....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
へ掛って来ます。芦屋より平湯駅に出で、大峠を越し、信州松本に出まして、稲荷山より
野尻、夫より越後の国|関川へ出て、高田を横に見て、岡田村から水沢に出まして、川口....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
戸の方角から街道を進んで来るようになった。空は晴れても、大雪の来たあとであった。
野尻宿の継所から落合まで通し人足七百五十人の備えを用意させるほどの公儀衆が、さく....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
屋場から半蔵を探しに来た。 「尾張領分の村々からは、人足が二千人も出て、福島詰め
野尻詰めで殿様を迎えに来ると言いますから、継立てにはそう困りますまいが。」とまた....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
ずつの松明を用意せよとある。これは馬籠宿の囲いうちにのみかぎらない。上松、須原、
野尻、三留野、妻籠の五宿も同様であって、中には三留野宿の囲いうちにある柿其村のよ....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
がら渦巻き流れて来ている。 四 「老先生へも久しくお便りしない。」
野尻泊まりでまた街道を進んで行くうちに、半蔵はそんなことを胸に浮かべた。馬籠を立....
「雷嫌いの話」より 著者:橘外男
てくれた。 大島へ行って、三原山の噴火口を覗かせて、富士山麓の河口湖へ行って、
野尻湖へ連れて行って、最後に、松島へすっ飛んだ。夏だから、大島の元村で、ゴロゴロ....
「美しい犬」より 著者:林芙美子
ペットはモオリスさんの捨犬で、いつも、モオリスさんの別莊のポーチで暮らしている。
野尻湖畔のモオリスさんの別莊へ來た時は、ペットはまだ色つやのいい、たくましいから....
「晩夏」より 著者:堀辰雄
けさ急に思い立って、軽井沢の山小屋を閉めて、
野尻湖に来た。 実は――きのうひさしぶりで町へ下りて菓子でも買って帰ろうとした....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
書いている。 私はこの営星という星が解らなかったので、先きにこれを斬界の権威|
野尻抱影《のじりほうえい》先生にお尋ねしたことがあって、同先生から丁寧な御返書を....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
春のはじめらしい景色ですね。 『世界外交史』の第二巻買ってお送りします。岩波から
野尻重雄という人の『農民離村の実証的研究』という本が出ていて買いましたが、統計が....
「二つの庭」より 著者:宮本百合子
ていたらね、ドイツ語の講習会がすんだら、珍しく今年は東大路さんなんかと、しばらく
野尻湖の夏季寮へ行くんだとさ。あっちは、これからだそうだよ」 多計代は、その叔....
「超人鬚野博士」より 著者:夢野久作
す。空腹のお時間を利用して、昼間演芸放送を致します。演題は『街頭歌二曲』、最初は
野尻雪情氏作『銀座の霧』、次は南原黒春氏作『赤い帽子』、デタラメ・レコード会社専....