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金剛座
「金剛座〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
金剛座の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
で成道する。この樹は枝が宝竜のごとく百の宝華《ほうげ》を吐く故この名あり。初めに
金剛座上で説法し九十六億人阿羅漢を得、二会と三会に城外の華林園で説法し、九十四億....
「近藤浩一路氏」より 著者:芥川竜之介
としている。二種の流俗が入り交った現代の日本に処するには、――近藤君もしっかりと
金剛座上に尻を据えて、死身に修業をしなければなるまい。 近藤君に始めて会ったの....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
とのある人は、正面に黒部川の大峡谷を隔てて右には仙人山、左には黒部別山が仏菩薩の
金剛座下ににじり寄る怪獣のように蹲っている其背を蹈まえて、壊裂した金字塔を押し立....