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金子光晴
「金子光晴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
金子光晴の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「寄席行灯」より 著者:正岡容
しの思い出の第一。 本郷の若竹の銀襖を、晩夏の夜の愁《かな》しみとうたいしは、
金子光晴君門下の今は亡き宮島貞丈君だった。ほんとうにここはまた、山の手らしい、い....
「わが寄席青春録」より 著者:正岡容
なったのが、前に書いた大正十五年浅春、長崎に少女期の志賀暁子君を訪れて、滞留中の
金子光晴、森三千代夫妻にその醍醐味を説かれて以来であることはたびたび書いたが、な....
「声をあげて泣く」より 著者:山之口貘
所は、むらさき出版部で、神田の巌松堂書店のなかにあった。詩集の巻頭に、佐藤春夫、
金子光晴両氏の序詩、序文を飾った。なにしろ、郷里の沖縄を出て十六年目ぐらいのこと....
「詩とはなにか」より 著者:山之口貘
の問いを中心に、くるくる回っている詩人諸家の言葉を、御参考までに引用してみると、
金子光晴は「腹の立つときでないと詩を書かない」というのである。含蓄のある言葉であ....
「装幀の悩み」より 著者:山之口貘
でも出版出来るようにと、詩稿の整理をしてあったので、それに、佐藤春夫氏の序詩と、
金子光晴氏の文を添えて、早速、小笹氏に渡したのである。佐藤春夫氏の序詩はその五年....