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「金板〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

金板の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
てき》しては置けなかった。 そこへ水夫らは全部かけつけた。あるものは、カバーの金板《かねいた》をバーで動かそうと試みた。この間にも波浪は、船首甲板ほどではない....
自由画稿」より 著者:寺田寅彦
》まで行ったらあす船に乗るという日に、もう前歯の前面に取り付けた陶器の歯が後面の金板から脱落した。あわてて神戸の町を歩いて歯医者を捜してやっと応急取り付け法を講....
獄中通信」より 著者:戸坂潤
目方も大分増したらしい。ニュースをよく聞く。芙蓉と名を知らぬ花の花盛り。この頃は金板みがきをやめて足袋職人。毎日薬を食う。毎日ヒゼンの薬湯に入る。書架は南側中央....