金牛宮[語句情報] »
金牛宮
「金牛宮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
金牛宮の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夢十夜」より 著者:夏目漱石
死のうとさえ思っている。天文学などを知る必要がない。黙っていた。するとその異人が
金牛宮《きんぎゅうきゅう》の頂《いただき》にある七星《しちせい》の話をして聞かせ....
「フランドン農学校の豚」より 著者:宮沢賢治
れた。雪の中に一晩|漬《つ》けられた。 さて大学生諸君、その晩空はよく晴れて、
金牛宮もきらめき出し、二十四日の銀の角、つめたく光る弦月《げんげつ》が、青じろい....
「ヤトラカン・サミ博士の椅子」より 著者:牧逸馬
《てんけつ》宮、天秤《てんびん》座、処女座、獅子宮、巨蟹《きょかい》宮、両子宮、
金牛宮、白羊座、と、この十二の名で呼ばれることになった。こうして星座ができ上がっ....
「土神ときつね」より 著者:宮沢賢治
にあったのです。そして樺の木は一晩中よみ続けました。ただその野原の三時すぎ東から
金牛宮《きんぎゅうきゅう》ののぼるころ少しとろとろしただけでした。 夜があけま....