金田一[語句情報] » 金田一

「金田一〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

金田一の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
近い中舌母音(舌の中ほどを高くして発する音)〔i:〕〔e:〕〔o:〕であるとし(金田一氏)、あるいは、母音の前にwの加わったワ行拗音-wi-we-woであるとし....
突貫紀行」より 著者:幸田露伴
》を食うにその味美なり。 十五日、朝、雨気ありたれども思いきりて出づ。三の戸、金田一、福岡《ふくおか》と来りしが、昨日《きのう》は昼餉《ひるげ》たべはぐりてく....
人形の話」より 著者:折口信夫
または蚕玉さま(蚕の守護神)の画像(掛図)になっている。これは大きな変化である。金田一先生は「おしらさま」は「おひらさま」の訛りで、結局雛と同じになる。折口のい....
剣侠」より 著者:国枝史郎
ば知れ申すよ」と柱に背中をもたせかけて、赧顔を燈火に照し、少し悪酔をしたらしい、金田一新助という武士が云い、 「近来お城下に性のよくない、乞食が殖えたようで、機....
日記」より 著者:宮本百合子
にならなかったの?」ときくまで気がつかなかったのだ。愛の洞察力の恐ろしさ。自分は金田一さんの弟のことを思った。若し、人が一人でも其人を真実に愛して居るものを身辺....
香熊」より 著者:佐藤垢石
へ行ってみたのである。 もう、同好の面々が二、三十人集まっている。そのなかに、金田一京助博士と舞踏の五条珠実嬢の顔が見えたのは、異色だ。当日の胆いりである私の....
えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
ば wen tottakap ne 汚いヤチボーズのよう というのだが,金田一先生はこの最後の一行を,「破れた叺の皮のよう」と訳しておられる(『ユーカラ....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
おかしい経験は人とこの話をして見たいと思うのに、大抵の場合は草の名を知らない。金田一春彦君が二夏つづけて、かくしに植物図鑑を入れて教えに来てくれた。庭や門前の....
アイヌ語学」より 著者:知里真志保
年でありました。その第一版については、これもアイヌ語学の権威として世界的に有名な金田一京助博士が、「一冊の本でアイヌ語の文法と、大約二万のアイヌ語を知る重宝なも....
「エタ」名義考」より 著者:喜田貞吉
でいる事は注意するの価値があろうと思う。なお念の為に北方異族の言語に精通せらるる金田一文学士に対して、この事を照会したところが、彼らが実に自己の族を、エッタもし....