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金紫
「金紫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
金紫の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蟹工船」より 著者:小林多喜二
たくて、塵一本なく澄んでいた。――二時で、もう夜が明けていた。カムサツカの連峰が
金紫色に輝いて、海から二、三寸位の高さで、地平線を南に長く走っていた。小波が立っ....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
従五品下までの名目《めいもく》だった語で、従二品が光禄《こうろく》太夫、正三品が
金紫光禄太夫、従三品銀青光禄太夫、正四品上が正議《せいぎ》太夫、正四品下が通儀太....
「三国志」より 著者:吉川英治
あり、耳であった。 そのほか、彼につながる一門の長幼縁者は端にいたるまで、みな
金紫の栄爵にあずかって、わが世の春に酔っていた。 ※塢―― そこは、長安より....